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すすまない地域移行・・でも諦めない

津久井やまゆり園の事件から1年が経ちました。あらためて犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。

この事件は人々の心に深い傷を負わせたのと同時に、未だ多くの障がい者が大規模な施設で生活をしている事実を浮き彫りにしました。

先日の毎日新聞に地域移行に関する記事がありました。記事では、やまゆり園規模の定員100人以上の全国120施設を対象に地域移行に関するアンケートを実施したとあり、84施設(70%)から回答を得た中で、入所年数「25年以上」が全体(1万838人)の43%を占めていたそうです。

地域移行が進まない理由(複数回答)は「家族の反対」が81%で最多。「入所者の高齢化」79%、「障害程度が重い」75%と続き、「本人の意思」は38%だったそうです。

上位三つは、移行を進めない事業所の言い訳でよく使われる理由です。最後の「本人の意思」は直接本人がアンケートに応えたのではなく、事業所の印象や解釈ではないでしょうか。施設以外の生活体験を経てこの数字がでるのか疑問です。「本人の意思」をいい様に利用したり甘くみてはいないでしょうか。意思決定支援を大切にする私たち事業者が、「ここでは生活をしたくない」という本人の真の意思を操作していないでしょうか。

大規模な施設の建て替えや計画を聞くたび胸が苦しくなります。「地域での普通の暮らし」を諦めないことが、この事件を体験した私の出すべき答えの一つだからです。(M)

 

水泳のアスリートをめざして!!

昨年の6月より、A君、I君の2名の児童が行動援護を利用してのプール活動を行っております。A君は脳性麻痺のため特に下半身を動かす事が難しいですが、週3回の練習を積み重ね、上半身を使っての平泳ぎで足をつかずに25メートルを完泳することが出来るようになりなした。I君はもう一歩のところまで上達し、現在も週1回練習を行っております。このお二人は新年度より高等部に進学しますが、今後もさらに練習を重ね、水泳のアスリートを目指して頑張っております。新年度からは、新たな利用者とも水泳活動を実施いたします。

プール活動以外では、O君が冬期間は向陽園の体育館で、夏期間は近所の公園にて、ボールを使用しての運動を行っております。新年度も運動の中より個々の能力を引き出せるような支援を実施して行きます。